ED（勃起不全）

ED（勃起不全）とは、性行為に十分な勃起が得られない、または勃起を維持できない状態を指します。単に一時的に勃起しにくいというだけでなく、継続的にこの状態が続く場合をいいます。

完全に勃起が出来ない状態ととらえられがちですが、満足がいく勃起が得られず硬さや維持が不十分であればＥＤと考えられます。

日本国内の推計では、中等度以上のED（勃起不全）に悩む成人男性は約952万人、全体の約5人に1人の割合です。年代別では、30代で約10人に1人、40代で約8人に1人、50代で約6人に1人、70代では2人に1人が悩んでいるとされています（2022年調査）。

EDをそのままにしておくと、パートナーとの関係がぎくしゃくし、夫婦生活に深い溝が生まれることがあります。また、性的な自信を失ったり、自己肯定感が低下したりすることで、心の健康にも影響が及びます。

さらに、うつ状態や不安感といったメンタル面の不調が現れることも少なくありません。これらの影響は睡眠障害や日中の集中力の低下など、日常生活全般にも悪影響を及ぼします。症状が進行すると、最終的には完全に勃起できなくなる場合もあります。

EDは大きく以下の3つに分類されます。

このサイトでは、EDに関する一般的な原因や考え方に加えて、当院が考える原因や根本的な改善法などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。

EDには様々な原因があり、その多くがストレスが関与していると思われがちですが、実際には、加齢や病気などによる器質的・機能的な問題がほとんどです。

ですので、その機能的な部分が回復すれば、問題が解決することが多いです。

EDの主な原因

Q1.EDは自然に治りますか？
軽度の場合は生活習慣の改善やストレス軽減で改善することもありますが、長期間続く場合は専門的な治療が必要です。

Q2.EDの人がやってはいけないことは？
過度な飲酒や喫煙、無理な自己判断での薬の使用は避け、医師の指導を受けてください。

Q3.EDと不感症の違いは？
EDは勃起が困難になる状態、不感症は性的な刺激に反応しにくくなる状態です。

Q4.EDは痛みを伴いますか？
多くの場合、痛みはありませんが、他の疾患が隠れている場合は痛みが出ることもあります。

Q5.EDは完治しますか？
原因や重症度によりますが、適切な治療で多くの方が改善を実感しています。

Q6.どの診療科に相談すればよいですか？
泌尿器科が一般的ですが、必要に応じて内科や心療内科も選択肢です。

Q7.市販薬やサプリで治りますか？
一時的な効果は期待できますが、根本的な改善には医師の診断と治療が必要です。

Q8.手術以外に改善方法はありますか？
薬物療法や生活習慣の見直し、物理療法など多くの選択肢があります。

Q9.パートナーにどう伝えればよいですか？
率直に悩みを共有し、協力して改善に取り組むことが大切です。

Q10.生活習慣の改善で効果はありますか？
適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠がED改善に役立ちます。

鍼灸や整体は、自律神経や体のゆがみを整え、全身のバランスを取り、痛みや心身の緊張、無意識のストレスを和らげるのに適しています。

薬ばかりに頼りたくない方や、病院以外の改善法を知りたい方は、ぜひお試しください。

病院では、多くのEDが薬を処方されて経過観察になってしまうため、根本的な改善は見込めず諦めて放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、軽度であれば根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも症状の改善・軽減は可能性があるので、諦めないで整体の治療も選択の一つに入れていただければと思います。

さらに、当院の行うEDの治療は、多くの病院のように症状に焦点を合わせての治療は行わず、根本的な改善に向けて身体を整えていきます。
そもそもの原因である体のゆがみを整え、自律神経など神経系の機能を向上させます。また再発しないための姿勢指導から、自律神経を正常に働かせるためのセルフケア指導など、多角的・総合的に行っていくので、相乗効果も高く、EDにとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

そしてこれまで数多くのEDの患者さんと向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

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ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。