手首の痛み

手首は上下左右に動かせるように複数の骨と靭帯で繋がれた複雑な構造になっています。

日常的に動かさざるを得ない部分なので、一度痛めると治るのに時間がかかることがあります。

代表的な手首の痛みには、

などが挙げられます。

若年層の場合、運動時に手首を痛めたスポーツ外傷によって痛みが出る事もあります。
若いうちは、放置しておいても痛みが治まることがありますが、数年後に再発することもあるので、早めの対処をおすすめします。

また高齢になると骨が脆くなり、不意に手をつくなどして、気付かないうちに骨折をしている場合もあるため注意が必要です。

手首に痛みが生じた場合、大きく2つの原因に分類されます。
外的損傷、または神経系です。それぞれどのような違いがあるのかご説明します。

【外的損傷によるもの（怪我）】

【神経系のもの（病気）】

他の原因としては、
・姿勢の悪さや体の使い方のクセ
・ストレスや更年期障害・妊娠出産などのホルモンや血流の乱れ・変化
などがあります。

一般的に手首の痛みであれば、病院でも整骨院でも、オーバーユース(使いすぎ)と指摘され、

・湿布
・電気治療
・テーピング
・マッサージ
・鎮痛剤

などの対処を行い「あとは安静にしましょう」という場合が多いです。
しかし日常の動作の中でよく使う部分なので、一時的に痛みが消失してもすぐに再発してしまう方も多いようです。
また手首が痛む症状の多くは、手首の筋肉や関節だけの問題ではなく、「腕や上半身のねじれや使い方」も大きな原因となっていることがあります。

なので手首の周りだけにアプローチしていても、なかなか改善されないのです。

普段は仕事や家事などで忙しい毎日を過ごし、手首をよく使っているため簡単には痛みが解消されにくいとお悩みの方も多いと思います。

ひぐち治療室では、そんなお悩みを抱えている方のつらい症状に対して「腕や上半身のねじれを調整する」ことで痛みの改善を行っていきます。
また手首の痛みでお悩みの方の多くが「猫背の姿勢」である傾向にあります。

この猫背の姿勢により、

・肩関節（肩甲骨）
・肘
・手首

主にこの３ヵ所がねじれてしまいます。
このように関節がねじれたり、歪んだりしてしまうことによって神経が引っ張られてたり、筋肉が炎症を起こしてしまうのです。

また猫背であることで、肩や腕、手首などの使いかたも不自然になり、大きな負担となってきます。なので手首をマッサージしたり湿布を貼るだけでは再発してしまいます。

あなたも猫背になっていると感じることはありませんか？

鍼灸や整体は、自律神経や体のゆがみを整え、全身のバランスを取り、痛みや心身の緊張、無意識のストレスを和らげるのに適しています。

薬ばかりに頼りたくない方や、病院以外の改善法を知りたい方は、ぜひお試しください。

病院では、ほとんどの手首の痛みが薬を処方されて経過観察になってしまうため、根本的な改善は見込めず諦めて放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、軽度であれば根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも症状の改善・軽減は可能性があるので、諦めないで整体の治療も選択の一つに入れていただければと思います。

さらに、当院の行う手首の痛みの治療は、多くの病院のように症状に焦点を合わせての治療は行わず、根本的な改善に向けて身体を整えていきます。

そもそもの原因であるゆがみを取り、姿勢を整え、自律神経など神経系の機能を向上させます。また再発しないための姿勢指導から、自律神経を正常に働かせるためのセルフケア指導など、多角的・総合的に行っていくので、相乗効果も高く、手首の痛みでお悩みの方にとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

そしてこれまで数多くの手首の痛みのある患者さんと向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

このサイトでは、手首の痛みに関する一般的な原因や考え方に加えて、当院が考える原因や根本的な改善法などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。