じんましん

じんましんは、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、強いかゆみやチクチクした痛みを伴う皮膚トラブルです。これらの膨らみは数分から数時間で消えることが多いですが、また別の場所に現れることを繰り返すこともあります。症状が1ヶ月以内に治まるものを急性じんましん、1ヶ月以上続くものを慢性じんましんと呼びます。

日本国内でじんましんを経験する人は非常に多く、子どもでは5人に1人が13歳までに経験し、慢性じんましんは全人口の0.5～1%が患っていると推定されています。成人女性にやや多い傾向があります。

じんましんを放置すると、かゆみや不快感が続き、睡眠障害や集中力の低下、日常生活への影響が大きくなります。慢性化すると数ヶ月から数年にわたり症状が続くこともあり、治療開始が遅れるほど治りにくくなる傾向があります。ごくまれに、呼吸困難やアナフィラキシーショックなど命に関わる重篤な症状を引き起こすこともあります。

Q1.じんましんは自然に治りますか？
多くは自然に治ることもありますが、慢性化する場合は根気よく治療や生活改善が必要です。

Q2.じんましんの人がやってはいけないことは？
皮膚を強くこすったり、アルコールや刺激物を摂りすぎたり、無理な運動は避けましょう。

Q3.じんましんと湿疹の違いは？
じんましんは短時間で消える赤いふくらみが特徴、湿疹は長期間続く赤みやかさつきが見られます。

Q4.じんましんは必ず痛みを伴いますか？
多くはかゆみが主ですが、チクチクした痛みや熱感を伴うこともあります。

Q5.じんましんは完治しますか？
原因を特定し対策できれば完治も可能ですが、慢性化する場合は長期的な管理が必要です。

Q6.食べ物が原因の場合、何を避ければいいですか？
エビ、カニ、卵、乳製品、小麦など、症状が出やすい食品は医師と相談しながら避けましょう。

Q7.何科を受診すればよいですか？
まずは皮膚科の受診をおすすめします。必要に応じて他科の紹介もあります。

Q8.じんましんが長引く場合、どうすればいいですか？
自己判断せず、医師と相談しながら薬の調整や生活習慣の見直しを行いましょう。

Q9.薬が効かない場合はどうしたらいいですか？
薬の種類や量を見直す必要があります。医師に相談して最適な治療法を探しましょう。

Q10.手術は必要ですか？
じんましんの治療で手術が必要になることはほとんどありません。薬物療法や生活改善が中心です。

鍼灸や整体は、自律神経や体のゆがみを整え、全身のバランスを取り、痛みや心身の緊張、無意識のストレスを和らげるのに適しています。

薬ばかりに頼りたくない方や、病院以外の改善法を知りたい方は、ぜひお試しください。

病院では、多くのじんましんが薬を処方されて経過観察になってしまうため、根本的な改善は見込めず諦めて放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、軽度であれば根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも症状の改善・軽減は可能性があるので、諦めないで整体の治療も選択の一つに入れていただければと思います。

さらに、当院の行うじんましんの治療は、多くの病院のように症状に焦点を合わせての治療は行わず、根本的な改善に向けて身体を整えていきます。
そもそもの原因である体のゆがみを整え、自律神経など神経系の機能を向上させます。また再発しないための姿勢指導から、自律神経を正常に働かせるためのセルフケア指導など、多角的・総合的に行っていくので、相乗効果も高く、じんましんにとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

そしてこれまで数多くのじんましんの患者さんと向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

このサイトでは、じんましんに関する一般的な原因や考え方に加えて、当院が考える原因や根本的な改善法などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。