２人目不妊

もともと、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、性生活を行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合」を不妊と定義しています。現在では一定期間を１年としていますが、どれだけの期間様子をみるかはもちろん年齢によります。

「生殖年齢の男女が」と言っても、実は「生殖年齢」は学術的に定義されていません。卵子の老化はもちろん年齢によりますが、卵巣に残っている卵子の数の目安である卵巣予備能は年齢とは相関しません。

妊娠しづらかったり、妊娠できない状態を指す「不妊」。世界保健機関（WHO）や日本産科婦人科学会によると、不妊の定義は「1年以内に妊娠に至れない状態」としています。現在、日本では約5.5組に１組の夫婦が不妊症で悩んでいるとされ、何らかの不妊治療を受けている療患者数は約50万人とも推計されています（国立社会保障人口問題研究所「第 15 回出生動向基本調査」より）。

不妊の原因の中でも、原因不明とされているものが3分の1を占めると言われています。
とはいえ本当に原因が無いわけではなく、検査では見つからない原因が潜んでいます。

原因不明の不妊は年齢が上昇すると割合が高くなるそうです。これは加齢によって卵子の力が低下するためと考えられます。

しかし、病院の治療で卵子の力を上げることはできません。

整体によって身体の機能の底上げを図り、卵巣への血流を改善させることによって卵子の力を高めることが必要です。

なぜ妊娠しにくくなるのか？
1人目が出来たということは、夫婦間での生殖機能にそれほどの異常は無いと考えられます。

生殖機能には問題が無い・・・ということは、《他の何かが妊娠を阻害しているということ》

その問題を明らかにし、解決出来れば、必ず2人目も妊娠できるはずです。

～2人目不妊の原因に年齢は関係ない～

当院に相談される方でとても多いのが、30～40代の方々。

皆さん揃って不安に思われているのが、『高齢者出産』。。。

｢40歳なんですが･･･自然妊娠出来ますか･･･？｣とよく聞きますが、年齢で不安に感じている方は多いと思います。

『35歳以上自然妊娠は18％以下』

『40歳以上自然妊娠は5％以下』

⇒これは統計的な事実であって、真実ではありません。

90年前の日本は40歳を超えた出産が当たり前のようにあったと言われています。それも全体の約7％もです。40歳以上で自然妊娠で、です。

当たり前ですが、この頃は医療技術もとても低く、不妊治療の無い時代だったのにも関わらずです。なので、30歳や40歳でも年齢はほとんど関係ないとも言えます。

要は、個人の体質や環境によるのです。
40歳でも自然妊娠は可能ですし、自然妊娠を望まれる方はこの先も読み進めて下さい。

～なぜ2人目は出来にくいのか～

1人目の妊活と2人目の妊活とでは、環境がとても変化していると思います。

①子供の有無

②男として見られない･･･
（女として見られない･･･）

③肉体的・精神的ストレス

などなど。。

①子供の有無
子供が産まれると、子供中心の生活になっていく家庭が多いでしょう。
子供は可愛いし、可愛がることはむしろ当然、健全なことです。

しかし、
『子供を寝かしつけないと…』と寝てしまってタイミングが取れなかったり、
『子供が起きちゃうから･･･』とついついタイミングを逃してしまったりと、

1人目の妊活に比べると、明らかにタイミングが少なかったり、タイミングを逃したりしやすい環境にはなります。
2人目不妊では、このケースは結構多いです。

排卵日あたりにタイミングを取ることは大事なこと。
生理前も生理後などのタイミングも実は、全て妊娠に大切になってきます。

排卵日だけの作業のようになってはいませんか？

②男として･･･女として･･･見られない。

こんなケースも多々あります。。

『タイミングも排卵日しか取りたくない･･』など。

精子は｢アルカリ性｣で、とても｢酸｣に弱い性質を持っています。
膣内は細菌が入らないように常に｢酸性｣を保ってるため、タイミングをストレスと感じてしまうと、膣内が酸性に傾きがちになってしまいます。

すると、精子が酸に負けてしまい、卵子と出会う前に全滅してしまいます。
性生活がストレスになっていませんか？

③ストレス

何事にもやはり『ストレス』は大敵です。
女性は家事に＋α子育てが加わり、ストレスがかかり、日々疲れ切った状態。

男性は仕事で責任を増え、＋α子育てが加わり、ストレスが溜まっていきます。そして、ストレス発散にしていた趣味なども制限されたりすると…

疲れは溜まるが、発散が出来ていない。さらに疲れは溜まっていきます。
ストレスはホルモンを乱れさせ、卵子の質・精子の質にも大きく関わっています。

二人目不妊の方の多くは、体が疲れきっています。
初めての育児は慣れない事ばかりですし「子育ては思っていたよりとても大変」と多くの方が言います。

子育てだけでかなりの体力を使うのに、妊娠すればさらに体力を使います。
母体の体が元気で体力がないと、妊娠している場合ではないと脳が判断したり、赤ちゃんを育てる体力がないと判断することが多いです。

体を健康で元気にして、妊娠できる体にすることが二人目不妊の方に大切なことです。

二人目不妊を改善する方法は？

１．妊娠できる体作り
ホルモンバランス、排泄・循環を上げ、子宮の状態を良くする。

当院の整体は神経伝達異常を正常化し、自律神経昨日を底上げ、姿勢矯正を行う整体です。
体のゆがみや内臓機能を整えて、ホルモンバランス、排泄・循環を上げ子宮や卵巣の環境を改善します。

２．体を回復させる
内臓が疲れ血液の流れが悪くなると、機能低下します。

内臓の中で子宮は１番下にあるので、上にある臓器の重さを受けます。
内臓が健康になれば、体は元気になります。

３．育てる力をつける
育てる力がなければ妊娠できなかったり、流産の原因になります。

ストレス、食生活などに気を付けて栄養を循環させないといけません。
当院は、体の状態だけでなく食生活、タイミング、その他の悩みなどについてもサポートさせていただきます。

鍼灸や整体は、自律神経や体のゆがみを整え、全身のバランスを取り、痛みや心身の緊張、無意識のストレスを和らげるのに適しています。

薬ばかりに頼りたくない方や、病院以外の改善法を知りたい方は、ぜひお試しください。

病院では、ほとんどの2人目不妊が薬を処方されたり、タイミングを見ての経過観察になってしまうため、根本的な改善は見込めず諦めて放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも時間はかかりますが、改善の可能性があるので、諦めないで整体の治療も選択の一つに入れていただければと思います。

さらに、当院の行う2人目不妊の治療は、多くの病院のように症状に焦点を合わせての治療は行わず、根本的な改善に向けて身体を整えていきます。

そもそもの原因である神経伝達機能の低下やゆがみを整え、自律神経など神経系の機能を向上させます。また状態をさらに向上させるための姿勢指導から、自律神経を正常に働かせるためのセルフケア指導など、多角的・総合的に行っていくので、相乗効果も高く、二人目を望まれるご夫婦にとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

そしてこれまで数多くの2人目不妊の患者さんと向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

このサイトでは、2人目不妊に関する一般的な原因や考え方に加えて、当院が考える原因や根本的な改善法などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。