全身性エリテマトーデス（SLE）

全身性エリテマトーデス（SLE）は、自分の免疫が誤って体のさまざまな部分を攻撃してしまう病気です。関節や皮膚、内臓など全身に症状が現れ、日によって症状の出る場所や強さが変わることも特徴です。

日本では、全身性エリテマトーデスの患者数は約6万～10万人と推定されています。女性に多く、特に20～40代の若い世代で発症しやすいことが知られています。

その症状の出現パターンは患者さんによって異なりますが、この病気に特徴的に認められる蝶形紅斑という皮膚症状が現れることが多く、全身症状、関節症状、皮膚症状、口内炎、脱毛、臓器障害、日光過敏症など多岐にわたります。

この病気を放置すると、関節や皮膚の症状だけでなく、腎臓や心臓、肺、神経など重要な臓器に障害が及ぶことがあります。重症化すると腎不全や心不全、肺炎など命に関わる合併症を引き起こすこともあり、早期の治療がとても重要です。

診断には、血液検査が必須で、ほとんどの患者さんで抗核抗体が陽性となります。

このサイトでは、全身性エリテマトーデスに対する一般的な考え方と当院の考え方や施術方針をお伝えしていきます。現在の状態の不安の解決になれば幸いです。

SLEの治療は、症状や重症度に応じて複数の薬や対策を組み合わせて行います。薬の副作用や生活の制限など、治療にはさまざまなデメリットもあるため、医師とよく相談しながら自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

Q1.全身性エリテマトーデスは自然に治りますか？
自然に治ることは少なく、適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化するため、医療機関での管理が重要です。

Q2.全身性エリテマトーデスの人がやってはいけないことは？
紫外線を浴びすぎることや、過度なストレス、無理な運動は避けましょう。医師の指示に従い、体調管理を心がけてください。

Q3.全身性エリテマトーデスと膠原病の違いは？
全身性エリテマトーデスは膠原病の一種で、自己免疫が体全体を攻撃する病気です。膠原病は他にも複数の疾患を含みます。

Q4.この病気は完治しますか？
現時点で完治は難しいですが、治療により症状を抑え、日常生活を送ることは可能です。

Q5.症状が出るきっかけは何ですか？
紫外線、感染症、ストレスなどがきっかけになることが多いです。体調の変化に注意しましょう。

Q6.どの診療科を受診すればよいですか？
リウマチ科や膠原病内科、または内科を受診し、専門医の診断を受けることが推奨されます。

Q7.痛みや倦怠感はどうすれば和らぎますか？
薬物療法とともに、無理のない運動や休息、生活リズムの見直しが有効です。症状が強い場合は主治医に相談しましょう。

Q8.日常生活で気をつけることは？
紫外線対策、十分な休息、バランスの良い食事、ストレス管理が大切です。家事や仕事は無理をせず分担しましょう。

Q9.仕事や趣味を続けても大丈夫ですか？
体調と相談しながら、無理のない範囲で続けることは可能です。疲れたらこまめに休憩を取りましょう。

Q10.手術が必要になるケースはありますか？
基本的には薬物療法が中心ですが、重い合併症が起きた場合は外科的治療が検討されることもあります。

鍼灸や整体は、自律神経や体のゆがみを整え、全身のバランスを取り、痛みや心身の緊張、無意識のストレスを和らげるのに適しています。

薬ばかりに頼りたくない方や、病院以外の改善法を知りたい方は、ぜひお試しください。

病院では、多くの全身性エリテマトーデスが薬を処方されて経過観察になってしまうため、根本的な改善は見込めず諦めて放ったらかしになってしまうケースが多いのですが、軽度であれば根本改善は十分可能ですし、重度の場合でも症状の改善・軽減は可能性があるので、諦めないで整体の治療も選択の一つに入れていただければと思います。

さらに、当院の行う全身性エリテマトーデスの治療は、多くの病院のように症状に焦点を合わせての治療は行わず、根本的な改善に向けて身体を整えていきます。
そもそもの原因である体のゆがみを整え、自律神経など神経系の機能を向上させます。神経の機能が高まることで、免疫系にも大きく影響します。
また再発しないための姿勢指導から、自律神経を正常に働かせるためのセルフケア指導など、多角的・総合的に行っていくので、相乗効果も高く、全身性エリテマトーデスにとって理想的なアプローチが可能な治療法なのです。

そしてこれまで数多くの全身性エリテマトーデスの患者さんと向き合ってきた当院にご相談いただければ幸いです。

このサイトでは、全身性エリテマトーデスに関する一般的な原因や考え方に加えて、当院が考える原因や根本的な改善法などについて解説していきます。

ぜひ最後まで読み進めていただき、改善のためにお役立ていただければ幸いです。