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コラム 整形外科的疾患

【よくある質問】『急な痛みが出た場合、冷やす?温める?どっち?』

更新日:

こんにちは、鍼灸整体院ひぐち治療室・院長のひぐちです。

 

本日は、よくいただくご質問にお答えしていきます。

 

ギックリ腰寝違えスポーツケガ捻挫などの急な痛みでご予約をお受けすることも多いのですが、その時に、
『予約の時間まで、冷やしておくのがいいのか?温めるのがいいのか?どっちがいいですか?』

とよく聞かれます。

 

これはとても迷いますよね、
ネットで調べてみても、両方のケースが書かれていますし…

当院でお伝えするポイントとしては4つあります。

 
ポイント1

【迷ったら冷やす】

特に急な痛みの場合は、筋肉や組織の損傷が考えら、炎症が起きているケースが多いです。
炎症(炎の症)は熱感や腫れを伴うことが多いです。なのでまずは冷やして様子を見てください。

 

ポイント2

【慢性痛は温める。ただし熱感や腫れがあれば、冷やす】

常に違和感や痛み、重だるさがある慢性痛の場合は、温めたり、お風呂に入ったりする方が楽になることが多いです。
ただし、常に痛みがあるけど、更に痛みが強くなった、という場合や熱感、患部の腫れがある時は、
ポイント1と同様に冷やしてください。

 

 
ポイント3

【冷やし過ぎない】

冷やすと、一時的に血行不良になり、発痛物質も抑えられるので痛みが引きます。

ただし、冷やせばいいっていうものではありませんので、長くても15分程度にしてください。
その後も熱感や腫れがあれば、15分ずつくらいで区切りながら、冷やしてください。

長時間冷やすと、逆に凍傷(しもやけ)のようになる場合があるのでご注意ください。

冷やしていても、体はその冷えた部位を温めようと、血流を良くします。
血流が良くなることで回復していくので、いつまでも冷やさないように気をつけてくださいね。

 

ポイント4

【時間が経ったら温める】

急な痛みが出てから、24時間以上たっている時は、冷やさないでください。
ポイント3にも書いているように、いつまでも冷やしていると、回復が遅れます。

時間が経ったら、逆に温めて、血行を促進させてください。

 

※おなかが痛い時は、冷やしも温めもないでください。下痢や便秘、生理痛などとも違う様子の時は、
迷わず、病院へ。

どちらがいいか、よくわからない場合は、痛みが出た時に様子を伝えてください。

 

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